私のこれから残しておきたい図書 vol.1

「私のこれから残しておきたい図書」では、県内の経営者・クリエイター・学生のこれからも手元に残しておきたい本を聞き、その理由をアンケートしました!

想い出のページも、一緒に開いているように感じる

“文学少女”シリーズ

出版社・発行年月日:ファミ通文庫(エンターブレイン)

この本を選んだ理由:
この本をはじめて手にとったのは、高校3年生の初夏。ライトノベルという言葉が世間に広がりだしたころに出た小説で、太宰治「人間失格」、宮沢賢治「銀河鉄道の夜」など実在の文学小説を題材に話が展開されていくストーリー性の面白さに、受験のプレッシャーを感じていた私は、現実を忘れてその世界に没頭していた。主人公たちが平凡な高校生でもあったことも、共感した理由のひとつだと思う。この本をひらくたび、平凡だった自身の高校時代の想い出のページも、一緒に開いているように感じる大切な一冊だ。

無邪気な自分の幼少期とも重なって

きょうはなんのひ?

作者・出版社・発行年月日:林 明子

この本を選んだ理由:
大人になってから手にとった絵本。絵本作家、林明子の描く子供たちは、生き生きとしていて、いろんな表情を鮮明に浮かべている。中でも、この絵本はおかあさんとの手紙のやり取りを通じて宝探しをするというストーリーが、無邪気な自分の幼少期とも重なって思わず笑みがこぼれました。今はまだ小さい甥っ子が大きくなったら読み聞かせをしてあげたいと思った一冊です。


名前(PN可):ツクリ さん
性別 :男性
年齢 :25
スタバ大好き!(`・ω・´)/

記憶の中で一番初めに読んだ

星の王子さま

出版社・発行年月日:講談社/1943年

この本を選んだ理由:
私の記憶の中で一番初めに読んだ小説の為、思い出深い。

幼心ながらに何か感じた

スイミー

出版社・発行年月日:好学社/1969/4/1

この本を選んだ理由:
スイミーと出会ったのは小学一年生だが、今でも内容を思い出せる。思い入れがあるという自覚はないのだが、十数年も内容を覚えているとなると、幼心ながらに何か感じたのだと思う。


名前(PN可):トサカコニシ さん
性別 :女性
年齢 :
気ままに絵を描いている大学生。